文豪ストレイドッグス1巻ネタバレと感想

アニメ・漫画

こんにちは、自由にいきたいライター凛(りん)です。

コミック文豪ストレイドッグス1巻の内容ネタバレと、感想をまとめていきたいと思います。

【内容】
場所は横浜

夕日に照らされた川辺に、孤児院を追い出され、空腹に倒れる少年がひとり

少年の名前は『中島敦(なかじまあつし)』

敦がふと目の前の川に目を向けると、そこには川を流れていく二本の人間の足

見過ごすことができず、川に飛び込み、流されている人間を助けた敦

そして流されていた人間に声を掛ける

「あんた川に流されてて・・・大丈夫?」

「――――助かったか・・・・・・・・ちぇっ。君かい私の入水を邪魔したのは」

川に流されていた青年の名前は『太宰治(だざいおさむ)』

太宰は入水自殺をしようとしていたのだった

しかし自殺マニアの太宰の信条は「人に迷惑をかけない清くクリーンな自殺」とのこと

今回は敦に迷惑をかけたお詫びに、川辺に合流した太宰の同僚『国木田独歩(くにきだどっぽ)』と共に、空腹の敦に茶漬けをおごることに

太宰と国木田は『武装探偵社(ぶそうたんていしゃ)』という異能力集団に属しているという

そして今依頼されている仕事は『虎探し』

それを聞いた敦は怯え、太宰と国木田に言う

「む、無理だ!奴――――奴に人が敵うわけがない!」
「あいつ僕を追って街まで降りてきたんだ!」

敦が居た孤児院も、その虎に荒らされ、壊されたのだと言う

太宰は敦の話を聞いて、敦に虎探しを手伝うように言う

その夜、虎を捕獲する為、太宰と敦は倉庫に居た

そして満月が姿を現すと、それを見た敦の体が大きな虎へと、その姿を変えていく

太宰は虎へと姿を変えた敦に言う

「君も「異能の者」だ。現身(うつしみ)に飢獣を降ろす月下の能力者――――」

虎は太宰へ襲い掛かっていくが、太宰が虎の額に触れると、虎は人間の敦の姿に戻った

翌日、敦が目を覚ますと、そこは武装探偵社の社員寮の部屋だった

太宰と探偵社へ向かっていると国木田が慌てた様子で現れて言う

「爆弾魔が人質連れて探偵社に立て篭もった!」

しかし、この立て篭もり事件は敦への探偵社入社試験であった

無事試験に合格した敦は武装探偵社の一員となる

◆ ◆

武装探偵社に樋口という一人の女性が密輸業者の調査を依頼する為に訪れた

初めての仕事にはちょうどいい、ということで、調査に抜擢された敦

サポートに『谷崎潤一郎(たにざきじゅんいちろう)』と『谷崎ナオミ(たにざきなおみ)』兄妹がついていくことになった

女性に案内してもらい、密輸業者がたむろしているという場所に向かう

するとそこは行き止まり、逃げ道の無い路地裏だった

『樋口一葉(ひぐちいちよう)』はポートマフィアの人間だったのだ

敦たちを嵌めるために偽の依頼をし、おびきだしたのだった

目的は敦を生け捕りにすること

敦には闇市で七十億円の懸賞金がかかっていた

そして樋口は携帯電話を取り出すと上司である『芥川龍之介(あくたがわりゅうのすけ)』に連絡を入れる

「芥川先輩?予定通り捕らえました」

連絡を受けた芥川は樋口の元へ向かう

芥川の異能力による攻撃と樋口の銃撃により谷崎兄弟は戦闘不能状態に

敦は芥川に攻撃しようとするが、まったく歯がたたない

逆に芥川からの反撃を受けて片足をもぎとられてしまう

追い詰められた敦は虎に姿を変えて芥川に襲い掛かっていく

虎の再生能力によりもぎとられた足は再生し、攻撃を受けてもまた再生する、そして銃弾も虎には効かない

すると、路地裏に太宰が現れ、芥川と敦の間に立ち、二人の戦闘を異能力によって中止させた

芥川は太宰に言う

「探偵社には孰れまた伺います。その時素直に七十億を渡すなら善し。渡さぬなら――――」

太宰が答える

「戦争かい?探偵社と?良いねぇ元気で。やってみ給えよ――――やれるものなら」

それを聞いた樋口が太宰に言う

「我らに逆らって生き残った者などいないのだぞ!」

太宰が言う

「知ってるよ、その位」

そして芥川が言う

「然り。他の誰より貴方はそれを悉知している――――元マフィアの太宰さん」

―終―

【感想】
文豪ストレイドッグスに興味を持ったきっかけは、次々に登場する登場人物たちの名前が有名な文豪の名前だったのが「面白いな」と思ったからでした。

そして画も好み、ストーリーの展開も好みということでコミックを買って読みはじめたのでした。

そしてコミックを読んで思ったのは、1巻から「盛り沢山!」ということ。

中島敦
太宰治
国木田独歩
与謝野晶子
江戸川乱歩
宮沢賢治
谷崎潤一郎
ナオミ
福沢諭吉
樋口一葉
芥川龍之介

これだけの人物が1巻だけでどんどん出てきて「わぁー!いっぱい出てくる!すご!」という感じでした。

そして1巻を読んだときの一番の衝撃は太宰さんが元ポートマフィアだったということでした。

太宰さんは1巻から頭の回転の速さ、すごい人感を感じましたね。

敦君の話を聞いて虎が敦君だと気付く点、そして樋口に盗聴器を仕掛ける点。

そして芥川は1巻からそのキャラの濃さと、力の強さを感じました。

話し方、これはクセになってしまいます!

「お初にお目にかかる。僕(やつがれ)は芥川。そこな小娘と同じく卑しきポートマフィアの狗(いぬ)――――ゴホゴホ」

僕と書いて(やつがれ)と読む!

そして警察の駐在所に立ち寄り、羅生門と、爆破するシーン、敦君との戦闘シーンが好きです。

かっこいいー!

今回1巻を読み返して思いましたが、やっぱり結構画変わりましたね!

「最初」という感じがとても伝わってきます。

書いていくうちに画もやっぱり慣れてきたり、安定していくものなのですね。

また2巻も読み返してみたいと思います!


https://kirakirabijinn.net/437.html

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