こんにちは、二次元キャラにときめくアラサー凜(りん)です^^
さて今回は文豪ストレイドッグスのコミック最新刊である19巻について、ネタバレと感想をまとめていきたいと思います!
今回もドキドキな内容がてんこ盛りでした!
武装探偵社の状況が好転する光が見えた…と思ったら、まさかの展開が待ち受けていましたよ。
それではまずはネタバレからです。
頁(ページ)は「神威(カムイ)」が持っている
天空カジノから落下するシグマを助けようとした敦君が、シグマの手を掴んだ時がありましたよね。
その時に頁の在処に関する情報がシグマから敦君に流れ込んできたそうです。
シグマの異能力は【触れたもの同士の一番知りたい情報を交換する】というもの。
天人五衰の計画を阻止するために頁の在処を知りたいと思っていた敦君は、望んでいた情報を得られたというわけです。
そうすると、ここで気になることがありませんか?
シグマの異能は【お互いが一番知りたがっている情報を交換するもの】でしたよね。
ということは、シグマも何か敦君から情報を得ているのでは…?
神威の標的は武装探偵社
神威は、猟犬によってバラバラにさせられてしまった武装探偵社の社員をひとりずつ消すために探偵社員の暗殺計画を企てていました。
しかし神威の計画はある人物により阻止されます!
乱歩さん登場!
神威が企てていた武装探偵社暗殺計画を、逆に乗っ取りました!
そして猟犬に捕らえられていた国木田さん、与謝野さん、福沢社長、自宅で監視下に置かれていた花袋を助け出します。
ここで探偵社員の面々が久しぶりに顔を合わせることが叶いました!
武装探偵社は社員みんなが揃った時、どんなピンチも乗り越えられるような大きな力が発揮されるということを今回実感しました。
特に国木田さんと与謝野さんによって。
しかし、まだ全員が集結できたわけではありません。
いまだ行方がわからない谷崎くんと賢治くんの捜索が急務です。
そして乱歩さんは神威の国家滅亡計画阻止の一手を打つために大きな行動にでました!
なんと生放送の記者会見場に出現したのです!
テロリストとして指名手配されているという状況で、です。
その場にいた記者や会場がザワつき騒がしくなる中で、乱歩さんは堂々と話しました。
武装探偵社がテロリストに仕立て上げられたということ。
頁の存在、頁の現実改変能力。
現実改変能力によって、探偵社が天人五衰事件の黒幕であるということ、警察関係者は探偵社が犯人であると信じて疑わないということ。
そして生放送の画面を通して警察に言います。
「己の魂で考えろ」
「自分の目で見ろ」
「立場や職業で考えるな」
神威の正体は福地桜痴
社長の指示により、乱歩さんは猟犬の団長である福地桜痴に接触します。
福地を説得し、武相探偵社と組んでもらい、神威を共に倒し頁を奪うため。
福地は最強と言われる猟犬の団長であり、福沢社長の親友という存在。
福沢社長が一言、「福地を信じる」と言ったから、だから乱歩さんも福地を疑わず社長の指示通りに動きました。
そして福地の説得に成功し、横浜港に向かう船の上で敦君と合流。
乱歩さん、福地、敦君の3人で横浜港へ向かうはず…だったのですが!
敦君に神威の正体を超推理で推理してほしい、とねだられてしまった乱歩さん。
ラムネを渡され「社長には内緒だぞ」と超推理をはじめると…
神威の正体が福地桜痴であるという答えに辿り着いてしまったのです。
芥川登場!
敦君たちが乗った横浜港へ向かう同じ船に、なんとポートマフィアの芥川も潜入していたのです!
乗組員の姿で!
甲板では福地桜痴が神威であると気付いてしまった乱歩さんと敦君を、生きて返すわけにはいかないと戦闘が始まります。
しかし圧倒的な力を持つ福地によって、敦君は一方的に物理的にも精神的にも攻められ追い込まれてしまい…
おそらく次巻で芥川が戦闘に加わってくれるという展開が待っているはず!
19巻の感想
シグマも敦君から情報を受け取った?
私が個人的にとっても気になったのは、ネタバレの部分にも書いたのですが、「シグマが敦君から何の情報を受け取っているのか?」ということです!
シグマの異能力の性質から考えると、きっと何かしらの情報が敦君からシグマに流れ込んだと思うんですよね、腕を掴んだ時に…
それが何なのか今後の話の中で出てきますでしょうか…
シグマが知りたいことで、敦君が知っていることって何だろう?
敦君、鏡花ちゃん、モンゴメリちゃん、安吾の関係
シグマから大きな情報を一気に受け取ったことで、全てがクリアに思い起こせない状態の敦君に安吾が対症療法を提案した場面がありました。
その時の鏡花ちゃんとモンゴメリちゃんが面白かったですね!
敦君に対する二人の乙女の可愛さも感じましたが^^
対症療法として、情報を上手く思い起こすために外部刺激を与えてみる手があると安吾が言ったんですよ。
でも敦君に痛い思いをさせたくない二人。
モンゴメリちゃん「ほっぺをつねるとか?」
鏡花ちゃん「首筋に息を吹き掛ける」
可愛いくないですか!?めっちゃ可愛いー
でもそれじゃ痛み刺激が足りないんですよね、きっと。
なのでそれを聞いた安吾が、安吾の異能で敦君から情報を読み取ったうえで安吾に痛み刺激を与える方法を提案したんですよ、そしたら…
モンゴメリちゃん「それだわ!じゃあアンで貴方を壁に投げ飛ばすわ」
鏡花ちゃん「私は脹脛を刺す」
安吾の心の中(……釈然としない……)
この乙女二人の切り替わり、振り幅が面白すぎました!
そして安吾の心の声…そうだね、敦君との扱いが違いすぎるよね、もう笑っちゃうくらいに…
ここは本当に笑わせてもらいましたー!
乱歩さんにとっての福沢社長の存在
19巻で、敦君によって超推理が誘発されたことがキッカケになり、乱歩さんが神威の正体が福地桜痴であることを突き止めました。
そして福地にも正体を突き止めたことを悟られて、更なる窮地に追い込まれてしまった探偵社。
そこで私は思ってしまったのです。
もっと早く超推理使ってほしかったー!!乱歩さんもっと早くー!!
でも社長の「福地を信じる」の一言が大きかったんだろうな、きっと。
乱歩さんが福地に言っていた「だから僕が貴方を疑うことは決してない」という言葉、重みがありました。
乱歩さんにとっての絶対的存在である社長が信じる相手であり、社長の親友であり…
乱歩さんにとって福沢社長がどれほど大きな存在なのか、ということが感じられました。
そして福地が言っていた、福地への嫉妬ともとれる乱歩さんの言動からも、社長への思いが感じられます。
殺さずのマフィアの誓い後、芥川初登場
「6カ月間、誰一人殺さない」という殺さずのマフィアの誓いを敦君としてから一度も登場していなかった芥川。
武装探偵社、誓いをたてた敦君の窮地に登場しました!
一度も姿を現見ることがありませんでしたが、この間一体何をしてどのように過ごしていたんでしようか?
とても気になる!!
そして久しぶりの登場で、どんな風に戦うのでしょうか!!しかも相手は超強敵!!
誰も殺さないというスタイルは、それまで容赦なく相手を殺し、殺そうとしてきた芥川にとっては全く真逆のスタイル。
戦い方や戦略、考え方などに何かしらの変化が少しでも現れているのか…気になります!
そして敦君、乱歩さん、福地が乗り込む船に芥川も潜入していたのは…
「中らぬ筈の予言が中ったか」という芥川のセリフから、太宰さんの指示でしょうか?
次巻も早く読みたいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました^^